※以下はコロナ禍での入国記録であり、今現在は不要な準備です。
2022年に入り、すでに2月・5月・6月と3回目の一時帰国をしているのですが、一番最新である6月の日本入国についてまとめています。仁川国際空港の出国から成田国際空港への入国です。
この4ヶ月の間でも隔離期間が短縮あるいは免除になったり、検疫のWEB手続きが開始になったりと日々状況が変化しております。もしも日本へ入国される方は厚生労働省のHPで最新情報をきちんと確認された上で渡航してください。
私はワクチン3回摂取済みの日本パスポート所持者です
2022年6月の時点では、韓国からの入国は有効なワクチン摂取証明書を持たずとも、入国時検査および自宅等の隔離はなしになっており、コロナ以前の流れに戻りつつあります。
韓国出国前
基本的に以下の準備が整っていれば出国手続きができます。
- 旅券の購入
- PCR検査陰性証明書の発行(出国前72時間以内)
- ファストトラックの登録
では、各々詳しく見ていきましょう。
旅券の購入
今回はZIPAIRで一時帰国しました。JALが設立した国際線中距離路線のLCCで気になっていたので楽しみでした。
お値段も1万円前半台と他と比較しても安かったです。席数制限や入国緩和に向けて航空券が売り切れになることを恐れ、2ヶ月前には購入しておりました。
ZIPAIRに乗った感想もまとめていますので興味ある方はぜひ覗いてみてください。
PCR検査陰性証明書の発行(出国前72時間以内)
費用は自己負担になるので、海外渡航用の証明書を発行してくれる病院やクリニックにて各自PCR検査を受けてください。
オススメどころ
SNSで安いと話題だったソウル市内のシージェン医療財団(씨젠의료재단)です。私は3回ともこちらでお世話になりました。
平日は21:00まで営業しており、仕事をしている方にも融通が利きます。※ソウル市内のみ
5号線タプシムリ駅(답십리역)から徒歩4分と駅近!
- 証明書込み65,000ウォン(安い!)
- 予約制/年中無休(楽ちん!)
- 当日の所要時間10~15分ほど(空いてる!)※平日昼間
- 実施時間次第では当日に結果を受信できる(早い!)
ソウル市内の他に金浦国際空港/釜山/大邱/光州/大田にもあります。※最新情報はHPでご確認ください。
予約
インターネット予約しましょう。空きがあれば、前日予約も可能でした。
HPは韓国語と英語のみの対応ですが、ChromeからアクセスしてWebページを翻訳する機能を使用すると、日本語でも確認できるので予約の手助けになるかと思います。しかし、日付入力箇所にエラーが出る可能性があるのでご注意ください。その際は翻訳を解除すると数字を選択することができました。
フォーマットに関しては、予約時に渡航先を選択すれば、その国に合わせたフォーマットで証明書を発行してくれるので安心です。
65,000ウォンのお支払いは、前払いか現地払いの選択が可能です。
検査当日
予約時間より早く着いても案内いただけます。会場入り口では、予約時に発給されたQRコードとパスポートを確認されるので用意しておくとスムーズでしょう。
タイミングが合えば、日本語を話せるスタッフもいます。3回中2回、見かけました!
検査方法は鼻咽頭ぬぐい液と咽頭ぬぐい液の混合検体です。鼻に棒を入れられるのは何回やっても慣れず、緊張して力が入ってしまいますが、5秒もかからずあっという間に終わります。
入り口でご案内いただいてから検査を受けて退出するまで10-15分、なんならもっと早く済む時もありました。
検査結果
予約時に登録したメールアドレスや携帯番号に結果のメッセージが届きます。案内に従ってURLにアクセスし、PDFデータをダウンロードしましょう。
この日は15:45に検査を受けて、4時間後の19:40に結果を受け取りました
晴れて陰性であれば、こちらを印刷して搭乗手続きの際、グランドスタッフさんにご提示ください。後述するWEB手続きを行ったとしても、印刷した陰性証明書の提示を求められます。※チェックイン時だけ求められ、着地では求められません。
■仁川空港では無料で印刷できる?!
なんと、仁川国際空港の第1ターミナルでは無料で印刷機を使用できるところがあります。
どこかと言いますと、出発階3階のLカウンター付近!!! → 残念なことにもう撤去されていました。
パソコンと印刷機があるので、ご自身のメールアカウントにログインし印刷するのみです。無料なのが嬉しいですよね。日本の国際空港にも欲しいと思いました。
家に印刷機がない方、印刷し忘れてしまった方、ぜひご利用ください。ただ、この時点では1台しかなかったので、並んでいる人が多いと時間がかかりそうな印象でした。ご注意ください。
ファストトラックの登録
こちらの登録を済ませておけば、入国が非常にスムーズになります。降機から約20分後には到着ロビーに居れるほど!
旅客数も少ないのでコロナ前よりも早く入国できました。
アプリをダウンロードしよう
ファストトラックとは検疫の入国前WEB手続きのことで、My SOSアプリから事前申請できます。
主に、以下の情報をMy SOSアプリ上で登録して、検疫時に必要なQRコードを発給します。
- パスポート情報
- 旅程情報
- 質問票と誓約書の記入
- PCR陰性証明書の添付
※ワクチン接種証明書は任意ですが、念の為添付しました。COOVアプリのスクリーンショットです。
登録後に問題なく承認されれば、アプリ画面が緑または青になります。着地でアプリの色とQRコードの確認がありますのでその都度ご提示ください。それ以外の色の方は着地空港で手続きが必要になりますので、係員の指示に従ってください。
日本入国時の流れ
15:24 降機
15:30 アプリの色確認
15:33 QRコード確認→管理用紙もらう
15:37 パスポート確認→QRコード読込
15:40 検疫で管理用紙を渡す
15:42 入国審査
15:43 税関(携帯品申請書を提出)
15:44 到着ロビー
複数回、一時帰国してみての感想
とてつもなく入国がスムーズになりました!1回目帰国時の施設隔離があった時期は、降機から9時間後にやっとホテルに案内されるくらい現場が混乱してましたので…。2回目帰国時は施設隔離はなかったものの、入国時の唾液による検査があり、その結果を待つために1時間ほど待たされてました…。そういったことを踏まえると、確実に入国が楽になっています。嬉しいです。
また、帰国者や入国者のために感染リスクを負いながら尽くしてくださる現場スタッフや運営の方々には感謝です。日々状況が変わるのでクレーマーやイレギュラー対応も多いかと思いますが、丁寧に対応してくれています。
まだまだコロナ前と異なることはありますが、だいぶ改善されていますので、一刻も早く長期間会えていない人たちの再会が実現することを祈るばかりです。
一時帰国の理由
余談ですが、そもそもなんでこんなに一時帰国しているのかというと、自身の結婚式と親友結婚式のためです。どれも自分にとっても相手にとっても一生に一度のライフイベントなので可能な限りその場でお祝いしたい気持ちでいました。
5-7月で計4回の結婚式。まさにラッシュ!
こんなことは今しかないし、子供もいなければ、韓国は日本から一番近い国。コロナも入国も緩和されて、夫の理解もあり、行ける条件が揃いに揃ってます。お金…?お金はものすごい飛びます(涙)。ですが、お金は後からついてくると信じて、今後も関わる人との繋がりを大切にしたいという思いの方が大きいです。
夫はコロナが猛威を奮っていて世界中が隔離期間を設けている中、幾度と親友の結婚式に参列できず悲しい思いをしていました…。そんな思いを私にさせたくないと何度でも見送ってくれて本当に嬉しい限りです。夫には感謝しかないですね。
さいごに
前述の通り、入国条件や手続きは短いスパンで変更および更新されております。実際に渡航する際は厚生労働省のHPを必ずご確認ください。
最後までお読みいただきありがとうございました